
ヘルニアについての最新情報をご紹介しますので、どうぞお役立てください。 子供のヘルニアは、外鼠径ヘルニアがほとんどを占めていて、小児外科で取り扱う疾患のうちでも、もっとも頻度が高いようです。ヘルニアは、驚くことに脳にも起こるのですね。脳で起こるヘルニアを「脳ヘルニア」と言います。皆さまご存じの通り、脳は、動物の身体の中において、もっとも大切であり重要な器官と言えると思います。さて、脳というのは、非常に硬い頭蓋骨という骨で周りを囲まれて守られていますが、その部分においてのヘルニアとは、いったいどのような症状のことを指して言うのでしょうか。
頭蓋骨が固くしっかりしているために、その内側の容積というのは限られていますね。脳には代償機能という機能が備わっていますから、頭蓋内部の圧力を高くする原因が加わったとしても、初めのうちだけは圧が高くならないように食い止めておくことが出来るのですね。脳ヘルニアには、注意したいものですね。しゃっくりという症状が、横隔膜の痙攣によって起こるということは、多くのかたがご存じのことと思います。本日は、この横隔膜のヘルニアについてお話させていただこうと思いますので、まずは、横隔膜とは何か・・・というところからご説明してみたいと思います。
横隔膜というのは、胸とお腹を区切っている薄い膜のことを言います。どなたでも呼吸をするときには、この膜が上下しながら呼吸しているのですね。横隔膜が胸とお腹を区切る膜と言いましても、お口の中に入れた飲食物が食道を通って胃にゆき、そこからまた腸へと進んでいかなくてはなりませんから、横隔膜には、そういった消化器を通すための孔が開いていないといけませんし、太い血管などを通す孔も必要ですから、そういった孔がいくつか開いています。胸に強い打撃を受けるなど、何らかの原因によって横隔膜が裂けることがあります。前回の横隔膜のヘルニア・・・いかがでしたか。